
深紫外LEDのパッケージ構造
パッケージ構造
LEDパッケージには、素子から発光される光をできるだけロスせずに外に出すことが求められます。一般的にLEDはフラット形状のガラスレンズに基板を接着させる方式を採用していますが、光のロスが大きく、パッケージ自体が素子の光を減衰させる要因となってしまいます。その課題を解決するために、スタンレー製265nm深紫外LEDにはドーム型のガラスを採用。フラットガラスに対して光のロスが少ないことがわかります。また、深紫外LEDは外部環境の影響を受けやすく、特に湿気がパッケージ内に入り込むと不点灯のリスクが生じるため湿度に対しては注意を払う必要があります。スタンレー製の深紫外LEDは、一般的な樹脂接着ではなく、レンズとパッケージを金属で接合して封止をし、パッケージ内部と外部を遮断することで湿気の侵入を防止【図1参照】。製品に対しての耐湿動作保証も行っています。
図1 光の取り出し効率説明図

気密封止
深紫外LEDは水回りや湿度の高い環境で使用されるケースが多く、周辺環境の影響を受けやすい深紫外LEDは使用条件次第では不点灯になる可能性があります。
当社の深紫外LEDは湿度環境における長期使用でも信頼性を保つ事のできるデバイスです。


長寿命
高品質なLED素子と高信頼性パッケージの組合せにより、L70 10,000時間 の長寿命を達成しています。(ZEUBE265の 当社長期通電試験結果に基づく)