新工場のグループ社名ロゴが夜に映える!(株式会社マーステクノファクトリー様)
照明器具
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本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございます。
藤原社長
御殿場までお越しいただきありがとうございます。
ちょうど入口のところに、設置していただいた投光器がありますが、ご覧いただけましたか?
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はい、キュービクルの上に置かれているのを拝見しました。昼間だったので照射の様子はまだ見られませんでしたが、灯具は大きすぎず建物とよく調和していたのが印象的でした。夜に照らされたロゴ照明の姿も、あとでぜひ見てみたいです。
早速ですが、本日は様々なお話を伺えればと思います。まずは、御社マースグループ内での役割について教えていただけますか?
藤原社長
マーステクノファクトリーは、アミューズメント施設向け機器を中心に、金属プレス加工および組み立てを行っています。長年培ってきたプレス加工技術とスポット溶接技術を強みとし、すべてのお客様にご満足いただけるよう、安定した品質の部品やユニットを製造しています。
藤原社長
はい、2024年6月に新工場として完成しましたので、まだ竣工してから2年も経っていないことになります。マーステクノファクトリー自体は2016年に設立された会社ですが、事業譲渡を受けた前身の会社は、1954年より稼働しており、かなり年季の入った建物で、空調設備さえありませんでした。真夏は汗だくで、冬は凍えるような環境で働く、まさに昭和の職場といった様子でしたね。そうした状況を見て、社員の働く環境を改善しなくてはという思いから、新工場の建設が実現しました。
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新工場の建設には、そういった背景があったのですね。長年支えてこられた現場への思いや、社員の皆さんへの配慮を感じ、御社の大切にされている価値観が伝わってきました。今回、グループ社名ロゴ照明として当社の投光器を導入いただいたのも、建設当初からの計画だったのでしょうか?
藤原社長
実は、当初は社名ロゴ照明の設置は考えていませんでした。新工場が完成した当初は、もちろん嬉しさでいっぱいでしたし、社員たちも新しい環境に喜んでくれていました。ただ、いざ稼働が始まってみると、日が暮れた後の工場の外観が真っ暗で、どこか物寂しさを感じたんです。特に、社員が仕事を終えて帰宅する時間帯には、建物の周囲が暗くなってしまい、「せっかくの新しい工場なのに、このままでいいのだろうか」と、社長として少し気がかりでした。
そこで、「新工場をもっと引き立てられないか」「社員が安心して帰れるような明かりを実現できないか」と思い、いつもお世話になっているジュパさん(スタンレー電気の製品を販売する特約店)に相談してみたんです。すると、スタンレー電気さんをご紹介いただき、社名ロゴ照明のご提案をいただくことになりました。
藤原社長
明かりがあることで、やはり気持ちが変化しますよね。建物に命が吹き込まれたような感覚といいますか、昼間とはまた違った表情を見せてくれるのが印象的でした。特に、下から照射するスタイルがとても良かったです。当社は、マース製品のフレームを金属加工という技術で製造している立場で“下から支える存在”です。いわば縁の下の力持ちとして、マース製品を支える役割を担っています。だからこそ、下から照らす光が、私たちの立ち位置や姿勢と重なって見えたんです。
社員一人ひとりがその思いを胸に、日々の業務に真摯に向き合っている姿と、下から照らす照明の様子が重なって、非常に感慨深かったです。
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社名ロゴ照明には、外照式・内照式など様々な方法がありますが、スタンレー電気ならではの“遠方から照射”をそのように感じていただけて嬉しく思います。
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ありがとうございます。当社では、現場主義を大切にしており、どの現場でも“試す”ことを重視しています。照射位置や角度、対象物の特性など、現場ごとの異なる条件があるため、単なる計算やシミュレーションだけでは見えない部分が多くあります。
今回も、営業担当が現地で建物と灯具の位置関係を確認し、灯具を少し傾けて設置するなどの微調整を行ったと聞いています。実際にライトアップされる時間帯の環境で最終確認をしていただくことで、照射の仕上がりに納得いただけるようサポートしています。
お客様にとっても、完成前に“目で見て確かめられる”という安心感は大きく、私たちとしても、現場で一緒に作り上げていくプロセスにやりがいを感じています。
藤原社長
色々と当社目線でサポートしていただけたおかげで、安心して点灯日を迎えることができました。丁寧なご対応ありがとうございます。
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最後に、藤原社長の日々大切にされていることや、今後の展望についてお聞かせいただけますか?
藤原社長
マーステクノファクトリーは、現在グループ内への納品が約80%を占めています。今後は、グループ外の売上も伸ばしていきたいと考えています。そのためには、競合が多い中でも、同じ事業の中で付加価値を見出し、設備投資を通じてコストを抑えた製品づくりを進めていく必要があります。
ちなみに、スタンレー電気さんのラインライトの採用事例を拝見し、当社設備の安全可視化に活用できるのではと考えています。今後も新たなロボットの導入を予定しているため、床に張ったラインテープですと重たいものを移動する際にすぐに剥がれてしまうこともあり、光による安全可視化のニーズは高まっていると思われます。
【株式会社マーステクノファクトリー】
所在地:〒412-0003 静岡県御殿場市柴怒田961-14
電話:0550-70-9733
【株式会社ジュパ】
本社所在地:〒110-0005 東京都台東区上野1丁目3番7号 Blackgate18
電話:(03)3251-7801(代表)
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