例:VFHY1104P、LLF0111A、ULR4B、SL035
自動車用電球・アクセサリー
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COBとは、Chip On Boardの略で、LED素子を基板上に直接実装する技術を指します。一般的な方法では、LED素子を「LEDパッケージ」と呼ばれる保護部品に収められた状態で基板へ取り付けますが、COBは素子そのものを基板に実装します。限られたスペースや厳しいサイズ要件の中でも柔軟にLEDを配置し、小型・薄型製品の開発を支える有効な手段となります。
1.薄型化/小型化高さや幅を抑制することができ、製品の薄型化/小型化を実現します。狭小部や薄型構造での発光、またスペースを気にしない自由度の高いレイアウト設計が可能となり、スペースが取りにくい場所でも実装できます。
2.高密度化素子間の間隔を狭めた高密度実装を実現します。薄型構造の均一な発光や高精細な表現が可能となり、ドット感をなくした滑らかな光を実現します。
3.高放熱化素子を基板に直接実装することで熱が基板へダイレクトに流れ、効率的な放熱を実現します。LED素子や周辺部品の温度上昇を抑制することが可能となり、故障リスクの低減や長寿命化につながります。
表示機器、車載機器、産業機器、照明機器など様々な分野で応用されています。
表示機器
車載機器
LEDディスプレイ高精細で滑らかな映像表現を実現するため、極小のLEDを高密度に配置する必要があり、「COB技術」が採用されています。
車載用リアランプ光学設計やデザイン上の制約により実装面積が限られるため、高出力のLEDを高密度に配置できる「COB技術」が採用されています。