3分でわかるスタンレー電気

光で社会を支えるグローバル電気機器メーカー「スタンレー電気」の歴史や
事業内容を3分でわかりやすく紹介します。

VALUE CREATION PROCESS

価値創造プロセス

当社グループは、創業以来100年にわたって培ってきた強みを活かした事業展開と、 当社の成長を支える経営基盤の強化によって、
持続的成長が可能な「競争力のある企業」へ進化するとともに、安全安心を実現する経済的価値と社会的価値を創出します。

スタンレー電気の価値創造プロセス

2030年「競争力のある企業」安全安心を実現し社会に貢献する
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BUSINESS

事業

当社グループは自動車機器製品、コンポーネンツ製品、電子応用製品の製造販売を主な事業としています。3つの事業セグメントそれぞれと研究開発機能が連携していることが特徴です。3つの事業セグメントがあることでさまざまなニーズを捉え、ニーズに応える価値を研究開発機能が生み出しています。それを事業セグメントへと提供するとともに、各事業セグメントが連鎖することで、新しい技術や製品といった社会的価値を提供しています。複数の事業セグメントが互いに支え合うことで耐性のある事業展開を可能とし、社会環境が激変する近年においても持続的な成長を担保しています。

当社グループは、こうした強みを今後も伸長させていくことで、さまざまな社会課題の解決に貢献し、企業価値の向上を図ります。

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AT A GLANCE

数字でわかるスタンレー電気

2024年3月31日現在

  • 事業別売上高

    自動車機器事業 81.8% コンポーネンツ事業 4.6% 電子応用製品事業 13.6%

    4,724億円

  • 地域別売上高

    日本 日本27.5% 米州28.2% アジア・大洋州22.9% 中国19.4% 欧州2.0%

    4,724億円

  • 時価総額

    4,514億円

  • 創業年

    1920

  • 従業員数(単体/連結)

    3,902
    16,778

  • チャージ休暇制度

    5年で5日間+5万円
    10年で20日間+20万円

  • 設備投資額

    285億円

  • 研究開発費

    225億円

  • 特許保有件数

    特許保有3,633

MANUFACTURING

スタンレー電気のものづくり

SNAP研修の様子

当社グループの生産体制は「お客様が求める製品を必要なときに必要な数だけ生産する体制」を理想とし、全社を挙げて独自の生産革新活動「SNAP*」を実践しています。徹底してムダを省くことでリードタイム短縮、コスト低減、品質向上、納期遵守を実現し、お客様の信頼と満足を高めています。

間接部門においても徹底して業務効率を追求していることに加え、設備の内製化や新材料の研究など、生産技術の向上もあわせて推進しています。

*Stanley New Approach for higher Productivity

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HISTORY

沿革

当社グループの歴史は、その前身となる北野商会が誕生した1920年にまで遡ります。
当時、まだ珍しかった自動車用電球を手掛け、オプトエレクトロニクスや自動車機器製品へと事業領域を拡大してきました。
当社グループが歩んできた100年は、光が持つさまざまな特性を究め続けた歴史であり、多くの価値のある製品として結実しています。

  • 創業者の思い

    「おれは早く日本一になりたい。これからは電気の時代だ」。

    創業者・北野隆春は、自動車電球を主体とした特殊電球で自分の店を開こうと決心しました。いわく、「志を立てんには大にして高きを欲す。小にして低きを欲せず。小にして低ければ即ち小成に安んじ、大にして高ければ即ち大成を期す。物はすべて上を望んで中に至り、中を望んで下に至るものなり。故に常に天下第一等の人たらん事を心がくくし」。この覚悟、この精神こそ成功の秘訣だ、と。

    創業者:北野隆春
  • 社名の由来

    スタンレーという社名は、19世紀後半、アフリカ大陸を探検し偉大な足跡を残した「勇気と行動力の人」ヘンリー・モルトン・スタンレー卿に由来しています。

    社名の由来となった探検家
    ヘンリー・モルトン・スタンレー
  • 1920~1945 ― 
    スタンレー電気、誕生

    • 1921

      創業当初の自動車電球
    • 1940

      セレン整流体の製造開始
  • 1946~1970 ― 
    復興から高度成長期へ

    • 1957

      自動車産業におけるスタンレーブランドを確立した完全密封式メタルシールドビーム
    • 1968

      低電圧・小電流・長寿命の超小形電球
  • 1971~1990 ― 
    オプトエレクトロニクス企業へ

    • 1976

      明るさ世界一の高輝度赤色LED
    • 1989

      カーデザインの自由度を高めた世界初のレンズカットがないヘッドランプ(マルチリフレクターヘッドランプ)
  • 1991~1999 ― 
    経営基盤を再構築

    • 1993

      太陽光に近い白色光を実現した世界初の高効率バルブ(RAYBRIGハイパーハロゲンバルブ)
    • 1996

      日本車初のHIDヘッドランプ(三菱・スーパーグレード)
  • 2000~2012 ― 
    幾多の困難を乗り越えて

    • 2000

      世界初のLEDリアランプ(日産・ティーノ)
    • 2004

      キセノン管ストロボを携帯電話のカメラに世界初搭載
  • 2013~ ― 
    新たな飛躍への挑戦

    • 2015

      ADB(変更可変ヘッドランプ)を初搭載(マツダ・CX5)
    • 2020

      新型コロナウイルスを不活性化する深紫外LED
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GLOBAL NETWORK

グローバルネットワーク

1968年以来、当社グループは世界へと活動範囲を広げてきました。
世界のさまざまな場所で、スタンレー電気の新しい光が生み出され、社会を支えています。

2024年12月1日現在

海外 17 カ国 34  
日本 8
日本8社 米州8社 欧州5社 アジア・大洋州12社 中国9社 拠点一覧へ

SUSTAINABILITY

サステナビリティ

環境基本理念

スタンレーグループは、かけがえのない地球とその生態系の豊かな恵みを、健全な状態で次世代に引き継ぐため、
全ての企業活動を通じて環境に与える負荷を最小限にし、“豊かな価値の創造と環境との調和”を実現します。

カーボンニュートラル実現に向けた取り組み

当社グループでは、⽬標として掲げた「2030年度:自社の事業活動における CO₂排出量 50%削減(2019年度⽐)
2050年度:カーボンニュートラルの実現」に向けたロードマップを策定しています。

当社グループのCO₂排出量の9割以上を占める生産拠点をCO₂削減の注力領域としています。
特に重点的に取り組む施策は、熱を使ったものづくりを削減するためのものづくり改革です。
これにより削減を2027年度からさらに加速することで目標達成を目指します。
また、「2050年度:カーボンニュートラルの実現」に向けて、研究開発の50%をカーボンニュートラルのための開発に投入し、2030年以降にさらなる新技術の実用化を進めます。

2050年度 カーボンニュートラルの実現に向けたロードマップ

自社の事業活動におけるCO₂排出量(Scope 1, Scope 2)

CO₂排出量 2019年時点では32.4万t-CO₂ 2023~:徹底したムダ取り・技術の仕込み・太陽光発電の導入、2025~:技術の展開・2050年に向けた技術の仕込み、2030~:技術の展開 *持分法適用会社は算定対象外
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SUPOTS SPONSORSHIP

スポーツ支援活動

当社は1920年の創業以来、「光の価値」と「ものづくり」の追求に挑戦し続けてきました。
だからこそ「挑戦する心」の大切さと達成する喜びの大きさを良く知っています。
この感動を多くの人に届けるために、スポーツ支援活動に取り組んでいます。
自らの限界に挑み、乗り越える選手とチームたち。
その大きなエネルギーを体感することで、一人でも多くのファンに挑戦の醍醐味を知ってもらいたい。
そのために私たちは、これからも「挑戦する心」を応援していきます。

スタンレーレディスホンダゴルフトーナメントを開催
SUPER GT チームクニミツの活動を支援
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